アナトミートレイン

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アナトミートレインとは

筋肉は個別で存在するのではなくつながりをもっています。

筋膜のつながり(筋膜経線) 張力を感じ合うラインをアナトミートレインと呼ばれており、
身体中に張り巡らされた筋・筋膜の網を通して、姿勢や運動機能の制御がどのように得られるか解剖学的見解から考え出された理論です。

  1. 筋膜が同じ深さかつ直線的に走る
  2. 筋膜が互いにラインとして繋がりあい、影響を及ぼしあっている
  3. 筋膜のラインにはそれぞれ主要な役割がある

全身は筋膜でつながっている

全身は筋膜でつながっている

例えば クリーニングをしたワイシャツをイメージして下さい。
着用し腕を挙上してみて下さい。そうすると馴染むまでの間、あらゆる部位で動きの制限が感じられますよね。すその部分が大殿筋や前脛骨筋、わきの部分が広背筋や前鋸筋だとすると、肩の挙上を制限します

全身は筋膜でつながっていて、一箇所に不具合が生じると他の部位に代償が起こり機能障害を引き起こします。

全身が筋膜でつながっているとこのように他部位に影響を及ぼします。
そのため、治療やリハビリを行う際には筋膜が重なり合い連結している、全身は筋膜でつながっているため、一か所に問題が生じる(ケガや障害及び姿勢保持による筋の緊張と弛緩)と他の部位に代償が起こり機能障害などの影響を及ぼすことを頭において治療やリハビリを行うことが大切になります。

例① 筋・筋膜性の腰痛
腰部の痛みが強くて、ベッド上でうつ伏せになったり、上向きになったり、起きて座ったり、というような(体位変換)動作がつらい状態の場合
座った状態や上向きの状態で、遠位の足底筋(足の裏)や腓腹筋(ふくらはぎ)にアプローチすることで、腰部の筋肉の硬さがとれ、痛みが軽減し、そして動きがとれるようになりました。

例② 肩の挙上時の痛みと挙上制限(画像診断にても問題なし、整形外科テストにて陰性)
筋膜のつながりを用いて、反対側の大殿筋へアプローチをして同側の広背筋を緩める。
また、前脛骨筋・腓骨筋・大腿筋膜張筋へアプローチすると肩の挙上が痛みなくできるようになりました。

アナトミートレイン例

アナトミートレイン例

姿勢・運動機能の制御、
ひずみによる機能障害のしくみ
筋膜のつながりとその驚くべき機能が明らかになる。

治療やリハビリでの考え方

トータルヘルスコンディショニングでのトレーニングの考え方と重複しますが
人があらゆる動作を行うには安定性・柔軟性・機能性必要です。いわゆるスタビリティ・モビリティ・モーターコントロールが必須となります。
しかしケガや障害及び慢性的な姿勢保持などにより、筋の短縮が起こり局所の柔軟性が失われることがあります。
逆に筋が慢性的な伸張位となり筋力低下が起こることによって、安定性が欠如することもあります。
そうすると、ケガや障害及び姿勢保持などの局所の問題はその部分が原因で起こるのではなく、アナトミートレインのつながっているライン上の離れた部分で、元来弱部分や過去のケガや障害及び姿勢保持からくるひずみによって起こるべきところに起こります。
br そのような場合はライン上の問題となっている部分へのアプローチにて改善する事があります。
?それらを考えるとアナトミートレインと東洋医学の経絡は類似しており、関連性があります。
また、トータルヘルスコンディショニングの鍼灸治療でも、これらの考えも活用して治療を行っています。

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